長渕剛 / 順子

J-POP
順子
長渕剛
  • 1980/6/5
    発売日

    ・『逆流』(2ndアルバム)
    ・『順子/涙のセレナーデ』(4枚目のシングル)
    ※オリコンチャートで1位を獲得した、初期の代表作です。

    【曲のレーベル】
    東芝EMI/エキスプレス

  • 作曲
  • 歌詞(心に残った部分・要約)
  • 曲の特徴(他との違い)

作詞:長渕剛
作曲:長渕剛
編曲:瀬尾一三

歌詞はこちら→ 歌ネットさん

順子 君の名を呼べば僕はせつないよ やさしさはいつも僕の前でカラカラから回り だから心のドアをノックしないで ノックしないで

(要約) 一方的な恋心と、その痛みを歌った失恋ソングです。相手(順子)には別の本命がいることを知りながら、それでも断ち切れない未練と、これ以上優しくしないでくれという拒絶の言葉が、悲痛な叫びのように綴られています。

・メロディ:哀愁を帯びたフォーク調のバラード。
・ジャンル:ニューミュージック、フォーク
・テンポ:ゆったりとしたミドルテンポ。
・歌唱の特徴:現在の力強い歌声とは異なる、デビュー当時の透き通るようなハイトーンボイス(通称「白長渕」)が特徴。繊細なファルセット(裏声)が切なさを強調しています。
・サウンド:アコースティックギターのアルペジオと、むせび泣くようなハーモニカの音色が印象的。

■楽曲利用(広告・CM等)
特になし
※有線放送(USEN)でのリクエストが殺到し、アルバム曲から急遽シングルカットされて大ヒットにつながりました。

曲についての評価(私の視点)

この曲は、「限度額オーバーで利用停止になった『クレジットカード』」のような楽曲です。

主人公は「順子」という加盟店(愛する人)に対して、自分の精一杯の愛情というカードを何度も切ろうとしました。しかし、そこには「あいつ(別の男)」という強力なブラックカードを持ったライバルが既に存在しており、主人公のカード(想い)は「承認不可(Declined)」として弾かれてしまいます。

歌詞にある「心のドアをノックしないで」というフレーズは、決済端末のエラー音のようなもの。「これ以上カードを通そうとしても無駄ですよ(傷つくだけですよ)」という、システムからの残酷な通知です。それでも何度も名前を呼び、エラーが出ると分かっていながらカードを差し出してしまう愚直さが、この曲のどうしようもない切なさを生んでいます。

歌いやすさに関しては、音域はそこまで広くありませんが、サビの「ノックしないで~」の高音部分(ファルセット)の切り替えが肝です。技術的な難易度は「中」ですが、当時の長渕剛のような「青さ」と「女々しさ」を表現するのは非常に難しく、感情表現の難易度は「高」と言えます。

みんなの意見(SNSの反応ファンの声)
・「今のマッチョな長渕もいいけど、この頃の繊細な『白長渕』の声が一番好き」
・「イントロのハーモニカを聴くだけで昭和の情景が浮かんで泣ける」
・「女々しい歌詞だけど、男なら誰でも一度は経験する痛みだと思う」
・「ライブで大合唱になる定番曲。ギター1本での弾き語りが最高」

この記事を書いた人
ヒロ

音楽と旅行が好きな、ポイ活学生です。
曲紹介のみならず、様々なジャンルに挑戦していきます。

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